News

2013年11月18日(月)

【日本文化学科】多摩大学との合同ゼミ「東アジアのなかの飛鳥寺」を開催しました

10月28日(月)に多摩大学のインターゼミ・アジアダイナミズム班との合同ゼミを開催しました。多摩大学からゼミ担当の経営情報学部の金美徳教授・巴特尓准教授と学生6名を迎え、日本文化学科鷺森浩幸教授・清水昭博准教授と学生4名とともに、奈良・東生駒キャンパス図書館「シーキューブ」で、なごやかな雰囲気のなかで報告・レクチャーなどが行われました。

まず、自己紹介をした後、多摩大学からは「日本とユーラシアの交流-飛鳥寺を手掛かりに-」、本学からは「吉川真司『飛鳥の都』について」と題する、学生による報告が行われました。いずれもそれまでの学習の成果がよく出たものでした。

本学の報告は、鷺森教授を中心に、自主的な学習会の形で、吉川真司著『飛鳥の都』の最初の部分を読み進めてきた成果です。充分な時間を持つことはなかなか難しかったのですが、学生も熱心に参加して学習しました。

次に、鷺森教授の「飛鳥寺について-歴史編」、清水准教授の「「飛鳥寺について-考古編」という2本のレクチャーが行われました。歴史学の立場と考古学の立場から、飛鳥寺に関わる問題を論じたもので、新たな知識を得ることができた、と思われます。

短い時間だったので、両学の学生がすぐに打ち解けるとまではいかなかったようでしたが、貴重な機会であったと思います。

帝塚山大学の学生の発表

多摩大学の学生の発表