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2013年5月15日(水)

【日本文化学科】学外実習でボストン美術館「日本美術の至宝」展に行きました

 

5月2日(木)、学園創立記念日の振替休日を利用して、関根俊一教授(美術史)、鷺森浩幸教授(古代史)の引率で大阪市立美術館の展示を見に行きました。日本文化学科の本物体験型授業「学外実習」では、帝塚山大学が立地する奈良を中心に、大阪や京都へも出かけています。午前10時にJR「天王寺」駅へ集合し、大阪市立美術館に向かいました。

ボストン美術館「日本美術の至宝」展では、海を渡った日本美術コレクションの里帰りということで、国宝級の名品を間近で見ることができます。幸いGWの中間の平日のためか、スムーズに見られました。関根教授が学生たちの様子を見て回りながら、所々でそっと説明を入れて観覧を助けました。

※参加学生のコメント

「風景画と宗教画の展示のしかたの違いがおもしろくて、勉強になった。ところどころ見たりないところもあるけど、楽しかったです!!」

「ボストン美術館展は九州博物館で1回見たので、博物館ごとの展示方法によって、こんなにも絵の印象が変わるんだと思った。」

次にお昼をはさんで、希望者のみ地下鉄で谷町四丁目の大阪歴史博物館に移動し、吉川観方(よしかわかんぽう)の幽霊画・妖怪画コレクションを中心とした「幽霊妖怪画大全集」の展示を見ました。

 


幽霊「朝露のお岩」のあいさつから始まり、幽霊や妖怪がその世界へ誘うような工夫をこらした展示で、学生たちは怖がったり、幽霊の人気投票「YKI48総選挙」を楽しんだり、思い思いに時間をかけて見ていました。

※参加学生のコメント

「のれんをくぐると幽霊の世界だったり、動物みたいな妖怪の世界だったり、テーマに区切られていたから楽しかった。」

「授業で見た絵巻物のカラーバージョンが見られてよかった。YKI48総選挙がおもしろかった!」

「いろいろなタイプの妖怪が描かれていておもしろかった。歌舞伎関連の絵もあって、歌舞伎を観に行きたいと思った。」