News

2011年12月20日(火)

【日本文化学科】TVアナウンサーによる特別講演会「アナウンサーの仕事、その裏側」を開催しました

 

12月13日(火)3限、日本文化学科は、関西テレビのアナウンサー・岡本 栄さんを講師に招き、「アナウンサーの仕事、その裏側」をテーマに特別講演会を開催し、日本文化学科1年生ら100人あまりが聴講しました。

岡本さんは、入社以来三十数年間、情報番組や報道番組のアナウンサーを務め、現在は、FNNスピーク・FNNスーパーニュースのアナウンスを担当されています。

この日の講演では、岡本さんがアナウンサーを志望した動機が標準語を自在に話せるようになることだったこと、アナウンサーはどんな状況でも常に聞き取りやすい日本語を話さなければならないことなどを、まずお話し下さいました。そして、テレビ画面だけではうかがえない様々なエピソードや失敗談などもユーモアを交えながら話されました。

中でも印象的なお話しは、報道番組は常に生放送なので、急に新しいニュースが入ることもあれば、逆に時間が余ることもあるので、いったん放送が始まると、何が起こっても臨機応変に対応しなければならず、任された短い時間を自分の判断で埋めなければならない、ということでした。マスコミの世界で実際に活躍されている現役アナウンサーの体験談に、学生たちは興味深そうに耳を傾け、中にはノートに細かく内容を書き留めている学生もいました。

なお、日本文化学科では、来年度、日本文化学科生を対象とした特別科目「特殊講義(アナウンサーによる日本語力養成)」を開講し、岡本さんにご担当いただく予定です。講演を拝聴した学生は、ぜひ受講し、生きた日本語の力を身につけ、就職の役にも立てたいと今から意欲十分です。

爽やかな語り口で現役アナウンサーとして興味深い体験談をお話しいただきました