News

2011年2月2日(水)

【日本文化学科】「学外実習」・地元生駒周辺の遺跡踏査を行いました

1月22日(土)に日本文化学科の臨地講義科目「学外実習」の授業で、日本文化学科学生が地元・生駒の遺跡の踏査をおこないました。

意外に知られていませんが、帝塚山大学の地元・生駒周辺には有名な遺跡や寺社が多くあります。今回は、そのなかでも、生駒市一分(いちぶ)有里地区の遺跡を踏査しました。

同地区には、生駒山の神を祭る往馬神社、奈良時代の高僧・行基の墓、その行基と関連する竹林寺、鎌倉時代に活躍した南都の僧・忍性の墓、遣唐使・美努岡萬の墓などがあります。今回踏査したこれらの遺跡の選択は、一回生の基礎演習で考古学クラスに所属している学生が行い、事前に資料を作成。また、現地での説明も担当を決めて、学生がおこないました。こうした作業に関わった学生は、単に遺跡を見学し、他者の解説を聞くよりも、より身近に地元の遺跡を感じることができたのではないでしょうか。

日本文化学科「学外実習」は、2月にも、「春日大社万燈籠(まんとうろう)と興福寺追儺会(ついなえ)の見学」、「伊勢神宮見学」などを計画しています。

 ※日本文化学科専門科目「学外実習」・・・

世界文化遺産の地・奈良にあり、京都や大阪にも近接するという本学の絶好のロケーションを生かして、年間25回を超える臨地講義を行っている体験型授業。各回の授業は、日本文化学科専任教員がリレー形式で担当・引率し、学生たちが現地で“本物”に触れ、感じ、学ぶことを目的としています。

学生が自ら説明(竹林寺にて)

事前に調べて作成された資料