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2011年9月5日(月)

【日本文化学科】日の丸を掲げた大黒天を施した羽子板のルーツは?!       ― 「羽子板」―              ~ 歴史資料紹介 vol.3 ~ 

 東生駒キャンパス1号館3階に展示中の日本文化学科・大学院人文科学研究科日本伝統文化専攻が所蔵する歴史資料紹介。第3回目は、「羽子板」です。

  【羽子板】   縦 41.3cm 横 16.0cm (明治時代以降)

 羽子板は元々、新年の祓いや魂新ため行事の羽根つきに使われていたものでした。羽子板には鮮やかな絵や押絵(人などの形に切り抜いた厚紙を布で包み、綿で詰めて立体的に見せる手法)などが施されています。今回展示しているものは、大黒天が日の丸を掲げている姿の押絵が施されています。

 (※)この展示は、1号館開館時は、学生はもちろん、学外の方も自由に閲覧可能です。オープンキャンパスなどで本学にお越しの際はお立ち寄りください。

【羽子板】縦 41.3cm 横 16.0cm (明治時代以降)

大黒天が日の丸を掲げている姿の押絵が施されています