【食物栄養学科】食品マネジメント演習で、おおさかATCグリーンエコプラザを見学しました

　8月8日（木）、食品マネジメント演習で、おおさかATCグリーンエコプラザを見学しました。

　おおさかATCグリーンエコプラザは2000年に開設された環境課題について学ぶことができ、環境情報の発信や未来に向けたビジネス創出をする総合展示場で、環境に関わる企業の取組についての情報発信をしています。SDGs（エス・ディー・ジーズ）の17の開発目標には環境に関わる項目も多く、今回はその中でも食品の包装などに関わる企業や食品製造企業の取り組みについて解説していただきました。

　企業活動および消費者の行動が、環境保全のための新しいシステムを構築する、すなわちイノベーションの重要性について、様々な角度から解説していただきました。農業従事者の高齢化問題、流通問題の解決にもつながる人工光型植物工場、防災と食の問題、ゼロ・エミッションなど、単なる消費者としての視点だけではわからない企業の取り組み、社会全体を視野に入れ、企業のCSR活動に着目する必要があることを教えていただきました。まさに、SDGsの取り組みは、企業戦略の表れ、指針であることも学びました。解説途中に学生への質問もあり、普段の生活の中での気づきの重要性も感じました。

　その後は各自で気になる企業の展示を見て回りました。これから就職活動が本格化していく3年生にとって、企業を見る視点を養う機会ともなりました。