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2024年6月16日(日)

【開学60周年記念事業/食物栄養学科】帝塚山大学開学60周年記念「食物栄養学科の過去・現在・未来をつなぐ」を開催しました

 6月15日(土)に開学60周年記念の学科イベントを行い、106名の参加がありました。

 第1部では、いずれも卒業生である4名の講師から、大学4年次の国家試験対策を行っていた時期の成績等の状況、対策のための勉強方法等について発表があり、その後、グループに分かれてラウンドテーブル形式で質疑応答、相談等を行いました。在学時の赤裸々な成績状況も話していただき、国試対策がなぜ必要なのか、なぜ早くからやるべきであるのか、勉強方法の事例等を伝えていただくことにより、これから何をすべきか、具体的な方法を考えることができました。

 第2部では、「管理栄養士・栄養士業務の実際を知る」として病院栄養士、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、コンサルタント、小中学校、企業等で働いている卒業生から管理栄養士として就職した経緯、現在の仕事内容、学生時代に頑張っていたこと、現在の学生へのアドバイス等についてお話しいただき、その後の質疑応答では、管理栄養士の求人状況、新人教育、診療報酬改定への対応について、などの話がありました。特に学生達は具体的な管理栄養士としての働き方をイメージすることができ、卒後年数が少ない卒業生にとっても、管理栄養士は一人職場が多いため、様々な情報にふれる機会となり、非常に有意義であったとの感想が多数ありました。特に転職が視野に入っている卒業生にとって、意味のあるものとなりました。

 その後、講演「診療報酬改定について」があり、2024年度の診療報酬改定についての解説および管理栄養士の仕事への影響等について解説していただきました。

 終了後、情報交換会を行い、卒業生同士の交流も深まり、有意義な情報交換の場となりました。