News

2024年12月4日(水)

【食物栄養学科】基礎演習Ⅱで「食をつなぐフードバンク活動」についての特別講義で食品ロスについて考えました

 食品ロスの現状や目指す活動内容について、フードバンク関西代表の中島真紀先生から「食をつなぐフードバンク活動」と題して特別講義を受けました。フードバンクとは、食べ物の寄贈をうけ、助けを必要とする人たちに無償で提供する活動やそのような活動をする団体のことであり、1967年にアメリカで始まり、日本では2000年代になってから活動が始まっています。フードバンク関西は、今年で活動20年目を迎える認定特定非営利活動法人で、年間約250トンの食品を取り扱っています。コロナ禍や物価高、最近の米不足など社会環境の変化でひとり親世帯の貧困が顕著になってきているようです。

 日本社会の食べ物を巡る課題として、食品ロスの現状から相対的貧困について理解を深めました。将来、食に携わる学生たちにも有意義でした。