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2024年11月2日(土)

【食物栄養学科】「生化学実験」では、未知試料の同定を行いました

 2年生後期の「生化学実験」では、前期の「生化学」で学習した『三大栄養素の構造と性質』と『酵素のはたらき』を中心とした実験を行っています。

 今回のテーマである『未知試料の定性実験』では、各班に4つ未知試料(糖質・アミノ酸・たんぱく質のいずれかが入っている)を配布し、各未知試料に含まれている成分が何かを判定してもらいました。

 未知試料の判定には、それぞれについて4~5種の呈色反応を行い、その結果を総合的に判定することが必要です。さらに、各成分の構造や性質を理解していなければ、正確な判断もできません。これまでに事前実験として、2回にわたって既知試料の呈色反応を行ってきたことから、今回はその集大成ともいうべき実験です。

 今回で第5回を迎え、班員同士のコミュニケーションも上手く取れている様子で、役割分担し、手際よく実験を進めていました。

 学生の皆さんには、座学で学んだことを自らが体験し、確かめながら、知識の定着と理解につなげてもらいたいと考えています。