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2024年7月31日(水)

【食物栄養学科】応用栄養学実習で嚥下調整食の調理と簡易評価を行いました

 3年生前期の応用栄養学実習では、各ライフステージの特徴を踏まえた栄養ケア・マネジメントの実習を行っています。14,15回目の実習では、加齢や疾患等により摂食嚥下機能が低下した方に提供する嚥下調整食の調理と簡易評価を行いました。

 かぼちゃの煮つけの調理では、一度完成させた煮つけを皮と実に分け、それぞれにだし汁とゲル化剤を加えてハンドブレンダーでなめらかな状態にした後、薄く広げた皮の上に実を乗せて元のかぼちゃの形になるように成形しました。鶏肉のグリルも同様に、調理しました。

 簡易評価には、ほうじ茶にとろみ剤の分量を変えて添加し、薄いとろみ、中間のとろみ、濃いとろみの3種類を調整して用いました。各とろみつきほうじ茶をシリンジに注入し、10秒間流出させた後の残量を計り、とろみが適切に付与されているか確認しました。

 学生たちは興味を持ってこの実習に取り組んでおり、高齢期の栄養管理に必要な知識を深めることができたことと思います。