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2024年2月8日(木)

【食物栄養学科】2024年1月12日に、臨地実習Ⅳ(公衆栄養学)の報告発表会を実施しました

 公衆栄養学の臨地実習は、保健所や保健センターで住民の健康づくりや栄養改善にかかわる行政栄養士の業務について現場で実習を行う科目で、4年生が履修しています。

 保健所は感染症対策の最前線、また保健センターはワクチン接種など住民に身近な保健サービスを行う拠点です。このため、ここ数年は臨地実習を受けていただくことが大変厳しい状況でしたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の分類が5類に変更になったことから、対面でより多くの実習を行っていただくことができました。

 また、3年生の学生も今年度は対面で先輩たちの生の報告を聞くことで、来年度の実習に向けて具体的なイメージができたようです。

 学生たちは、8分間という限られた時間の中に実習の成果をしっかりとまとめ、堂々と発表をしていました。他の学生からも多くの質問があり、活発なディスカッションがありました。保健所や保健センターの先生方にも大変お忙しい中ご出席いただき、学生たちの発表に対するご講評と今後に向けた熱い応援のお言葉をいただくことができました。

 4年生はこれまでの学びを再確認し、今後、管理栄養士として社会で活躍するための意欲を高める機会になりました。

 一つ一つの山を乗り越えて、4年生は間近に迫った管理栄養士国家試験に向けて、ラストスパートです。笑顔で卒業し、新しい道を歩めるよう、もうひとふんばり、がんばっていきましょう!