【食物栄養学科】食品加工学実習でおからを使った加工食品を製造しました

　食品加工学実習第12回の授業では、おからを使った加工食品を製造しました。おからは豆腐製造の際にできる副産物で、食物繊維や質の良いタンパク質が含まれています。しかし、食用としての利用率は低く、肥料や飼料として利用されているのが現状で、食用としての利用が望まれています。

　今回の実習の1品目は粉末化したおからパウダーを添加したさつま揚げです。魚のすり身におからパウダー等を添加し、食感の良いさつま揚げに仕上げることができました。2品目は生のおからを用いたライ麦クッキーです。第2回の授業で豆腐の製造を行った際の副産物のおから（冷凍）をたっぷり使い、外側はカリっと、中身はふわっとしたクッキーを作りました。ライ麦粉を使ったので、独特の風味のクッキーとなりました。