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2021年1月7日(木)

【食物栄養】大阪ガスによる特別講義が行われました。

2020年12月15日、1年生対象の基礎演習Ⅱにおいて、大阪ガス株式会社 松澤宏樹氏による特別講義「アタマもカラダもココロも元気になる環境・食育講座」が行われました。

その講義内容ですが、以下の通りです。まず、調理による脳の活性化、そのためには、朝ごはん、十分な睡眠が必須条件であり、調理は、脳を育て、その機能を向上させる良いきっかけとなります。次に、地球環境についてその問題は連鎖しているため、「エコ・クッキング」は、重要であり、地球にも体にもやさしいです。ここで、休憩をとり、脳トレとして簡単なエクソサイズを行いました。休憩後、和食の魅力について2013年ユネスコ無形文化遺産に選定され、新鮮な食材によってバランスが良く、健康的で自然の美しさや季節の移り変わりの表現、年中行事をふくめ、生活との関りがあります。五感を使ってそのおいしさを感じましょう。その中で、出汁は、うま味を水に染み出させたスープであり、身体にやさしく病気を予防します。

ウイットに富んだ、非常にわかりやすい、しかも熱のこもった講義でした。コロナ禍での2教室に分かれた対面授業でしたが、学生は、松澤氏のテンポのよい話術に徐々に引き込まれ、大変興味深く、熱心に聴講していました。身近な内容が多く含まれていましたので、今後、実践できる学びとなりました。学生が日常的に活用することを期待しています。

学生が提出したレポートのほんの一部をここに紹介します。

「講義を受けて、食について様々なことを知り、たくさんの知識を身につけることができました。食は、人が生きていく上で重要な意味を持っていたりするので、今後も様々な知識を得ていきたいと思いました。」

「日本人における食は、時代によって変遷しており、現代人は頭で考え食事をしていますが、これからは将来のことを改め、心を大切に思いながら食事をすることが重要だと学びました。」

「最近は、自分自身で料理をすることが増えましたが、調理をすることは、おいしく上手に作れると達成感が味わえたり、地産地消などを通じて地域のことを知れたり、たくさん良いことがあります。もっともっと調理をして上達させたいし、さらに学んだ「エコ・クッキング」ができるようになっていきたいと思いました。」