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2021年6月7日(月)

【食物栄養】「人はなぜ太るのか?」1年生、基礎演習Ⅰでは専門分野についての演習が行われています

6月に入り、新入生は大学生活に慣れて、毎日コツコツと日々の学習に取り組んでいます。

基礎演習Ⅰは、大学で主体的に学ぶために必要な基礎的知識や姿勢を身に付け、ジェネリックスキルや情報リテラシーを身につけることを目的とする少人数制のクラスです。専任教員がアドバイザーとしてクラス担任につきます。授業では、専任教員による専門分野についての演習や、外部講師による管理栄養士・食に関わる特別講義、図書館情報検索ガイダンスなどもあります。

今回は、上島先生による臨床栄養学分野の演習を紹介します。

演習テーマは「ヒトはなぜ太るのか」。摂食行動には、エネルギー不足・空腹感による恒常性維持のための摂食、「おいしさ」による嗜好性に基づく摂食、見た目・におい・時刻による外発的摂食、ストレス刺激による情動性摂食があることを学びました。また、食欲を左右する因子に加えて、私達のカラダは飢餓に備えていつでもエネルギーを取り出せるように体内に貯蔵する(グリコーゲンや脂肪として)メカニズムを持つため、摂取エネルギーと消費エネルギーをバランス良く保つ難しさについても学びました。

最後に身近な食品のエネルギー量表示の見方、エネルギー量の比較をクイズ形式で行い、演習を終了しました。

これから管理栄養士として沢山のことを学んでいくスタートの一つとして、食品表示に関心を持ち、食品のエネルギー量を見る習慣をつけていきましょう。