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2021年6月14日(月)

【食物栄養】阿部咲子先生が、第13回東京都栄養士大会にて「介護保険施設におけるリハ栄養の取り組み」を講演されました

2021年5月30日(日)に第13回東京都栄養士大会がWEBセミナーにて開催されました。

令和3年度の介護保険改正は、今までになく管理栄養士に関連する内容が数多く含まれました。これまで以上にニーズが高まり、管理栄養士への期待が寄せられはじめています。

栄養マネジメント強化加算の新設により、高齢者施設で働く管理栄養士の増員にもつながり、より充実した栄養管理につながっていくことでしょう。新卒の管理栄養士さんにも大きなチャンスが到来しました。午前の部では、厚生労働省老健局 老人保健課介護予防栄養調整官にお勤めの先生による「データヘルス改革における管理栄養士・栄養士活躍への期待」~介護政策(介護報酬)から見る栄養士の将来のビジョン~ の講演から始まりました。

午後の部の最後に、本学の臨床栄養学担当である阿部咲子先生は、「介護保険施設におけるリハ栄養の取り組み」~口腔・リハ・栄養の一体化から自立支援、重度化予防につなげるために~ の内容で介護老人保健施設の経験をもとに栄養管理の必要なスキルやアセスメント力を見に着けもらえるような約90分の講演をされました。内容は、正しい血液生化学検査の読み方、身体や認知機能の向上方法、摂食嚥下機能や口腔評価の方法などについて、また最後には在宅で生活する方への支援の仕方などの話に至りました。

本学の学生も参加し、臨床や介護現場で働く管理栄養士の方々の話が聞けて、とても勉強になりました。