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2020年12月17日(木)

【食物栄養】食品企業の管理栄養士を招いての特別講義が行われました。

12月5日(火)に1年次生対象の基礎演習IIで雪印メグミルク株式会社の食育担当の3名(1名は2年前に卒業した赤井さん)の方をお招きし、管理栄養士の唐住 泉氏より「チーズセミナー」と題して特別講義をしていただきました。

最初の食品企業の企業理念や管理栄養士の仕事内容は、漠然と食品会社に就職したいと考えている学生にとっては、今後に生かせるものでした。

チーズという食品を通じて、その歴史に始まり、食品の製造原理、栄養価、消費動向やおいししい食べ方など、これから管理栄養士を目指す学生にとっては、大変興味深い内容でした。コロナウイルス禍中にあって、zoomを活用して2教室を使用の対面授業でしたが、スライドやDVDでの世界のチーズの製造法やNHKきょうの料理で紹介されたレシピ集を活用し、視覚からチーズの栄養や美味しさが伝わる講義でした。

以下、学生のレポートの一部を紹介します。

“牛からどのようにして乳を絞って私たちまで届いているかを知って、好き嫌いをせずにありがたみをもって食べようと思いました。食品企業で働く管理栄養士さんについて知りたいという気持ちが、大きくなったので自分でも調べてみようと思った。”

“食の大切さや乳製品の栄養学的価値について深く学ぶことができた。将来管理栄養士になるうえで大切な知識を得ることができ、とてもいい時間になった。次は、私たちがこのような知識を伝えられるようになりたいと考えた。”

“今回、チーズについて詳しく学びチーズという食品には沢山の工夫を凝らした様々な種類があり、苦手なチーズと食べられるチーズがあるのはなぜかという疑問がようやく解決したので、よい機会になった。また、私は食品会社で管理栄養士として働きたいという思いが少しずつ芽生えており、社員さんの姿を見てより思いが強まった。”

“是非、紹介されたチーズを食べてみたい”という意見も多数寄せられていました。