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2020年12月1日(火)

【食物栄養】奈良県 食と農の振興部農業水産振興課による特別講義が行われました。

11月17日、1年次生対象の基礎演習IIで、奈良県 食と農の振興部 農業水産振興課 主任主査の川合 良永(よしひさ)氏に、「奈良の食材-大和野菜-を知る」と題して特別講義をしていただきました。

大和野菜には、大和の伝統野菜(戦前から奈良県内で生産が確認されている品目。地域の歴史・文化を受け継いだ独特の栽培方法等により「味、香り、形態、来歴」などに特徴を持つもの)24品目と大和のこだわり野菜(栽培や収穫時期に手間をかけて栄養やおいしさを増した野菜や奈良県オリジナルの野菜など)主要7品目が含まれます。コロナウイルス禍中にあって、教室を2つに分けての対面授業でしたが、初めて見るカラー写真などに学生諸君は興味津々の様子でした。

以下、学生の声をいくつかご紹介します。

「ネブカは名前も初めて知りました。天から降ってきたネギを植えたことで広まっていったというのは本当かは分からないけれど、おもしろい話だなと思いました。」

「(下北春まなについて)私もめはり寿司を作ったことがあったが、勝手にめはりという野菜であると思っていた。」

「分かりやすいスライドとテンポの良い解説で楽しく学ぶことができました。特に良かったと感じたのは他の同じ種類の野菜と比較して説明をしてくださることです。」

「クイズを出題してくださったので楽しく学ぶことが出来ました。」

「将来、自分が次の世代の子供達に、食の大切さや栄養などについて伝える機会があれば、ふるさとの伝統野菜について話をすることができるといいなと思う。」