【食物栄養】2019年度「学長奨励賞」受賞　S16健康栄養プロジェクトチーム（佐伯ゼミ）

佐伯ゼミでは、食や健康をテーマに様々な活動をおこなっており、奈良の伝統野菜や地域の食文化から「奈良学」探求を推進しています。社会で求められる人材育成を目指し、栄養・健康についての専門知識を活かして、学生自身で学ぶ力を修得できる実践的な活動を続けており、その活動が2019年度学長奨励賞として表彰されました。

S16健康栄養プロジェクトチーム（2016 年度生の 14 名）の活動は、食育、地域連携など多岐にわたります。さらに、令和元年度県政策の課題解決に繋がる優秀な政策提案として、最終審査である公開コンペに参加し、6位入賞を果たしました。

学生が提案した政策は「大和野菜が美味しい！奈良の食文化を世界に発信～SNS（LINEスタンプ）で奈良デザイン」で、学生の視点から奈良の魅力を再発見し情報提供する取り組みです。大和野菜と奈良のスコット鹿をデザインしたLINEスタンプも作成しました。

現在、この事業提案について、地域企業と連携し大和野菜を通して奈良の魅力を情報発信するという形で実践しています。4月より「KCNまがじん」で大和野菜のレシピ紹介を連載、9月に薬膳料理教室を実施、10月より大和まなを用いた菓子を有限会社菓楽にて販売開始、令和2年1月～2月にJAならけんとタイアップして大和野菜の通信販売を行いました。さらに、ゼミ生考案の「簡単にできる大和野菜のレシピ55」の製本を進めています。