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2017年7月25日(火)

【食物栄養学科】教えあい・学びあいで、苦手科目を克服

今期の病理学Ⅱ(再)では、先生の講義をただ聞くだけではなく、昨年度一度学習している強みを生かして、グループで課題に取り組み、教えあい・学びあいで知識を確実なものにしています。

『学習した内容が半年後に定着している割合』は、一般的な「知識授与型の講義」では5%であるのに対し、「本を読む」10%、「集団で討論する」50%、「他の人に教える」90%と、アクティブラーニングの効果が著名なため、今、教育界で進められている学び方です。

実験実習でのグループ学習には慣れていても、講義科目ではあまり経験していなかったため、初めのうちはどう取り組んでいいか戸惑っている様子でしたが、最近では、自ら教科書や参考書を読んで調べ、課題を記述し、自分の理解が正しいのか、友達と教えあう姿が活発に見られるようになりました。

「座って聞く」だけではない授業は大変だったかもしれませんが、1年半後の国試のときにも、「あの時、調べたな!」と思える知識が身についていることを願っています。

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