News

2017年5月16日(火)

【食物栄養学科】木村祐子准教授が京都府立南陽高校で講演

現代生活学部食物栄養学科 木村祐子准教授が、4月24日(月)に今年度で連続4回目となりました京都府立南陽高等学校の3年生(330名)とその保護者を対象とした平成29年度 健康教育講演会で講演を行いました。テーマは、“3年生応援食 ~バランスの良い食事で体調を整え、受験期を乗り切ろう~を”です。生徒の皆さんは毎年入れ替わりますが、大変熱心な受講態度でした。先生に学生の時に講義を聞いたことがある保護者が参加されておられ、感慨深かったそうです。

受講した高校生たちから届いた感想とメッセージをご紹介します。

効率よく勉強を進めていくためには、1日の食生活を見直すことが大切だと分かった。朝食をとっているか、取っていないかというだけで勉強にあれだけ差が生まれてしまうことを知って驚いた。自分は貧血気味になったりすることが時々あるので、どういう食べ物を摂取すればいいのかを知れて良かった。朝に食べるべき量を一気にとるのは難しいだろうなと思ったが、少しずつ増やしていければ、理想の量に近付いていくと思うので、実践していってみようと思った。

炭水化物を摂りすぎると太ると思っていたが、それよりも脂質の量を気にした方がいいことが分かりました。勉強前の補食にパンがお勧めだと思っていなかったので驚きでした。また、ジャガイモは炭水化物の塊だと思っていたが、意外にもビタミンCが多く含まれていることを知って安心しました。これからは、今より1時間早く起きて朝食をしっかりとって、1時間目からフル活動できるように頑張りたいです。ビタミンB群を意識することは少ないので、豚肉、豆腐などをとるように少しずつしたいです。もっと食物の成分を知ったら楽しそうです。

もともと、食物関係にはすごく興味があって、私自身も進学先で管理栄養士を目指して学習したいと思っていたので、講演会の内容にはすごく聞き入っていました。スポーツという目線での栄養バランス、受験という目線でのバランスと様々で自分の今の生活を振り返ることもできました。もうすぐ部活も大会で、自分はマネージャーという立場ですが、プレイヤーのそういった面も今日学んだことを生かしてアドバイスしてみたいなっと思いました。また、自分はよく貧血になる体質でもあるので、自分自身の食生活もちょっとした工夫から変えていきたいと思いました。

木村先生より「今年は、生徒の皆さんの食の自立を期待して、自身で食生活の工夫ができるように、より具体的な内容を増やしてお話をしました。食行動の変化が、進路実現につながることを楽しみにしています。」

 

木村先生図1.jpg木村先生図2.jpg木村先生図3.jpg