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2014年3月18日(火)

【食物栄養学科】ヘルスチーム菜良が「和泉市産まるごとみかんペースト」活用レシピ集を作成

IMG_20140305_141630.jpg帝塚山大学ヘルスチーム菜良は「和泉市産まるごとみかんペースト」を活用していただくためのレシピ開発プロジェクトチームに参加しています。 みかんペーストは、ミカンをまるごと白砂糖と煮詰めたもので、皮まで使うため、安全面に配慮して使用する農薬を制限し、残留農薬の検査を行ってから製造されており、鮮やかな色と香りが特長です。学生たちは、この色と香りを生かしたレシピを開発しました。
3月5日に和泉市南部リージョンセンターにおいて農業法人いずみの里による新商品説明会が開かれ、、府内の飲食店や加工業者の方々が参加されました。ヘルスチーム菜良のメンバーたちはペーストを使ったレシピを紹介するとともに試食を提供しました。試食はおおむね好評で、学生たちの考えたレシピが商品化される日も近そうです。
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*いずみの里:和泉市の農家の女性が設立した会社で、地元の農産物を原材料にした米粉パン、味噌、総菜などを道の駅やスーパー等で販売。企業だけでなく高校・大学と協力して商品開発を行ったり、加工体験を指導したりと、地元の枠をこえて精力的に活動。その発信力が高く評価され、平成24年度には大阪産のブランド向上につながる活動を行った団体5組を表彰する大阪産(もん)五つの星大賞を受賞。
*大阪・泉州では約200年前からミカンが栽培され、現在、泉州全体で670ヘクタール、うち和泉市は280ヘクタールと大阪府下最大の産地である。この地域のミカンは皮がつややかで香りが高く品質が優れているものの知名度が低いことから、和泉市もミカンのキャラクター「みっち」を作りPRに務めている。