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2014年1月7日(火)

【食物栄養学科】内定者からのメッセージ4 栄養教諭 戎井舞さん

食育推進の中核を担う栄養教諭ですが、その募集は“若干名”とされ、県によっては平成25年度の募集をしないところもありました。
その結果、採用の競争倍率はとても高く、10倍を超える自治体も多くみられます。

そんな中、戎井舞さんが高知県の栄養教諭の内定を勝ち取り、栄養教諭を目指す後輩たちにメッセージをくれました。

~後輩へのメッセージ~

私は子どもが好きで、食を通じて子どもたちの心と体の成長を支援したいと考え栄養教諭を目指しました。栄養教諭として、地域の自然を活かした体験活動や地場産物を取り入れた給食を実施し、子どもたちの豊かな心を育てたいと考えています。

栄養教諭の試験対策として私が行ったことは、筆記試験の勉強、面接対策、小論文対策です。筆記試験勉強では、特に教職教養に力を入れ、自分の受験する都道府県の過去問やそれ以外の自治体のものを繰り返し解いて力をつけていきました。

面接、小論文の対策は学習支援室の先生に、面接のアドバイスや小論文の書き方などを教えていただきました。私は3か所の自治体を受験したのですが、何度か面接を受けて思ったことは、自分が「こんな栄養教諭になりたい!」という思いを強く持ち伝えることの大切さです。
それは理想の栄養教諭像があれば、どんな質問に対しても、その栄養教諭ならどう答えるだろうと考えられるからです。
面接や小論文は自分一人の練習では気付かないことも多いので、大学の先生を頼ることをおすすめします。学習支援室の先生や教職の先生はとても熱心に教えてくださいます。
帝塚山大学にはこのように自分の夢をあと押ししてくれる環境があるので、積極的に利用してほしいと思います。

栄養教諭を目指すためには、教員採用試験対策と大学の勉強を同時にしなければならず、やる気を持ち続けるのは難しいと思いますが、めげずに頑張ってほしいです。

帝塚山大学現代生活学部食物栄養学科 4回生 戎井 舞