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2013年12月24日(火)

【食物栄養学科】在校生がお伝えするおもしろ講義「給食経営管理論実習」

どこの管理栄養士養成課程にも、美味しいものを食べることが好き、お料理が好き、食を通じて人を健康・幸せにしたいと願う学生が集まってくることと思います。
そういう学生にとって楽しみな実習の1つ「給食経営管理論実習」を、3回生の土平佳苗さんが紹介してくれます。

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尾立先生の担当される給食経営管理論実習には魅力がたくさんあるのですが、そのうちの「自己の学びを生かし食の楽しみを再確認することができる」についてお話します。

まずは「自己の学びを生かす」について。本実習では給食に関わるすべてのこと(献立づくりや発注、調理・提供など…)を自分たちで行うため、座学で学んだ知識を最大限に活用し自分のものとして身に付けることができます。さらに、初めて経験する大量調理を通して、その難しさを自分の肌で感じ、実習や現場で生かせる力を身に付けることもできます。

次に「食の楽しみを再確認する」。それだけ思いを込めて作った給食を提供し、食べた皆さんの笑顔と「美味しかった」の一言を頂いたとき、心から喜びを感じ、食がもたらす幸せを改めて感じることができます。

実習で作られる給食は先生や学生に販売し、実際にお金をいただいて提供するため、責任感と真剣さが増します。そのため先生からの注意やお叱りを受けることもありますがそれも先生の愛です!

その愛を受け止め、お客様に愛ある給食を提供する。本実習では大量調理の技術・実践力とともに栄養士・管理栄養士として食提供に携わるときの心意気も学ぶことができます。