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2013年11月19日(火)

【食物栄養学科】食品企業の方に特別講義をしていただきました

本学には、管理栄養士のキャリア像を持たせ、学習へのモチベーションを高めることを目的の1つとする「基礎演習」という科目があります。
11月19日の基礎演習では、カゴメ株式会社の野中英利氏、木下行哉氏、板東弘子管理栄養士から、特別講義をしていただきました。

3部構成で、まずは会社の紹介に始まり、次に企業が実践している食育活動について、最後に「健康長寿を目指して~野菜の効用と上手な摂り方~」です。

会社紹介では創業当時の苦労話なども聞かせていただき、カゴメの野菜に掛ける熱い思いが伝わってきました。
食育活動には1964年から継続的に取り組んでおられるとのことで、ミュージカル形式の「カゴメ劇場」、トマト苗の学校への無料配布により、栽培→収穫→料理→食事を通じて「命を頂く」ことの尊さを伝えているそうです。
食育活動は、営業活動の後方支援にもなるとのことで、企業で働く管理栄養士は商品開発に携わられるとばかり思っていましたが、様々な活躍ができることがわかり、1年生達の夢も拡がったようでした。
緑黄色野菜の色素、それぞれの効用を最新の研究結果も交えてお話しいただき、講義終了後のある男子学生は「今日の特別講義はちっとも眠くならなかった。給食会社で働きたいと思っていたけど、企業もいいな。」という感想を聞かせてくれました。

特別講師の先生方、ありがとうございました!