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2013年6月14日(金)
【食物栄養学科】1年次「基礎演習」で「大和野菜」を学ぶ
現代生活学部食物栄養学科で開講している「基礎演習」は、高校までとは少し異なる大学での学びに慣れ、基礎的知識や学習姿勢を身につけることを目的とする科目です。話を聞いて、重点をメモし、文章にまとめる力とともに、大学生にふさわしい「考える」力を養います。
専任教員による様々な専門性を生かしての少人数・リレー式講義や、将来の進路の参考とするために、現場で活躍されている外部講師をお招きしての特別講演会も適宜実施しています。
6月4日には、奈良県農林部農業水産振興課園芸特産係の川井吉永さんをお招きして、「大和野菜」について学習しました。
「大和野菜」とは「大和の伝統野菜」と「大和のこだわり野菜」を指し、奈良県の特産品として特長をアピールできる野菜です。
「大和伝統野菜」は、戦前から奈良県内で生産が確認されており、地域の歴史・文化を受け継いだ独特の栽培方法等により「味・香り・形態・来歴」などに特長を持つもの。
「大和のこだわり野菜」は、栽培や収穫出荷に手間をかけて栄養やおいしさを増した野菜や奈良県オリジナルの野菜など。
実物やサンプルを見たり触ったりしながら、その特徴の説明を受け、「家に帰ったらさっそく料理にチャレンジしよう!」という感想が提出レポートにもたくさん見られました。
大好きな食べ物の講義が聞けて、解剖学や生理学・生化学で疲れた頭のリフレッシュにもなったようです。