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2012年12月26日(水)

【食物栄養学科】卒業研究発表会を開催しました

大学での学びは単に講義で知識を習得するだけではありません。身の回りの様々な事象に興味を持ち、疑問を持ち、その疑問に対する“こたえ”を自ら探し出す研究も重要です。

12月26日(水)、大学4年間の学びの集大成として、食物栄養学科では卒業研究発表会を開催しました。小林副学部長から「4年間研鑽してきた学習の成果を存分に発表してください」との激励の挨拶をいただき、ゼミ毎に時宜を得た興味深いテーマの発表を行いました。

 

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2012年度食物栄養学科卒業研究発表会プログラム
テーマ

指導教員

大学生の朝食摂取に関する研究-食物栄養学科と子ども学科の現状比較-

志垣瞳

災害時における病院の食事提供に関する調査研究-奈良県下の病院を中心に-

河合洋見

地元の郷土野菜、特産品について-現代の人々の嗜好にあった料理への検討-

太田暁子
スポーツ選手に対する日常食活用のためのエンパワーメント 柳元和
ヒトと共生する微生物叢の生理学的および病理学的意義 岡本光弘
TPPと食 石塚理香
大和野菜の機能性に関する研究 山田徳広
食育における「食品・料理の好き嫌い」に関する研究 野口孝則

栄養教育の実践活動研究-幼児、大学生、および高齢者を対象とした栄養教育プログラムの作成と実践-

天野信子
望ましい給食② 尾立純子
江戸時代の和菓子の再現とアレンジ

小林美和冨安郁子

口演12分、質疑応答3分での発表でしたが、どのゼミも遅くまで残って研究・練習した成果か、与えられた時間内で見事に要点を手際よく解説できました。今回は時間の都合上、ゼミ毎に1テーマの発表でしたが、2月に全てのゼミ生の発表会を行うゼミもあり、その案内もされました。

来年度にゼミナールを履修する3年生も聴講に訪れ、4年生はもちろん、教員や3年生からも熱心に質問が出されました。流暢に、時には資料を見て言葉を探しながら、立派に回答する姿には4年間の成長の証が見て取れました。

 

研究発表の様子

質疑応答