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2010年10月23日(土)

【食物栄養学科】小児糖尿病サマーキャンプに参加しました

近畿つぼみの会(1型糖尿病の会)主催の小児糖尿病サマーキャンプが和歌山県立紀北青少年の家で行われました(8月21日〜25日)。参加者は患者が27名、ボランティアが14名、家族を合わせると約60名でした。帝塚山大学からは、渡辺香織、宮川史乃、代次由里絵、南由希、西川雅清、岡野裕美恵の6名が参加しました。

サマーキャンプの主な目的は、1型糖尿病を正しく理解し、自己コントロールができるようになることで、自立した糖尿病のある人生を送ることです。キャンプ中は、糖尿病の合併症の怖さについて学びました。また、学校生活での苦労や病気であることを友達に打ち明けることの不安を話す時間もありました。キャンプを卒業したOB、OGなどの人生の先輩たちや、医療関係者などと交流を深めることで新しい知識を得ることができました。

小児糖尿病の患者は少なく、こうした同じ病気を持った人と接する機会はとても貴重です。そのためキャンプを通じて知り合った仲間たちはかけがえのない存在となっています。

健康な人からすると、自分で血糖をコントロールするのは想像以上に難しく、どうしても悲観的にとらえがちです。しかし、子ども達からすると当然のことであり、日々実践しているのです。これらのことは授業では学べない、キャンプに参加して一緒に過ごしたからこそ学べたことであり、とても充実した5日間でした。

とても充実した5日間でした

新しい友人ができました