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2025年8月5日(火)
【こども教育学科】感じて、つなげて、アートカードで広がる鑑賞の世界
8月5日(火)、「教育実習事前事後指導(小学校)」の2限目は、図画工作の教材研究です。「アートカード」を使って、対話型の鑑賞活動にチャレンジしました!
「アートカード」は鑑賞活動のための教材です。遊び性を生かして「感じる力」「伝える力」「考える力」を育てます。今回は、絵画・彫刻・版画・写真・工芸・デザインなど32枚のカードを使いました。
はじめに、2枚のカードを見比べ、形や色を意識して共通点を探り出すウォーミングアップ。
次にグループに分かれて、カードから感じた印象をもとに物語をつくるゲームに挑戦。制限時間内にどれだけ多くのカードをつなげてストーリーを展開できるかを競いました。
どのグループもテンポよくユーモアを交えた内容で、ワクワクする時間となりました。
最後は、アートカードを使った「こどもたちのための展覧会」づくり!
画用紙を“美術館の展示室”に見立て、カードをどんなふうに配置すれば、こどもたちが楽しめるかをグループでアイデアを出し合いました。
できあがった展覧会は、どれもユニークで思わず足を運びたくなるような工夫が盛りだくさん。学生たちの“思い”がギュッと詰まった、素敵な空間となっていました。
今回の活動を通じて、芸術に対する心理的な距離を縮めていきます。実習では、こどもたちのとのコミュニケーションをうまくとることのヒントとしても活用していきます。