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2025年5月31日(土)

【こども教育学科】認定絵本士資格取得授業 「こどもと絵本Ⅰ」開講中!

帝塚山大学は、奈良県で唯一、認定絵本士資格取得ができる大学です。
5月31日の認定絵本士養成講座「こどもと絵本Ⅰ」では、以下のような講義が行われました。

・さまざまなジャンルの絵本(3)(科学絵本等)
・絵本を紹介する技術(1)(ブックトークの技術)
・絵本を紹介する技術(2)(書評・紹介文の書き方)

講義を受けた学生の振り返りを一部紹介します。
しっかり学んでいることが、伝わってきます。

・絵本には物語だけでなく、科学の世界への入り口としての役割もあることを知りました。
子どもたちが「なぜ? どうして?」と疑問をもち、楽しみながら学べる工夫がたくさんあると感じました。
絵やストーリーでわかりやすく伝えることで、難しい内容も身近に感じられるのが魅力です。
今後、保育や授業の中で子どもの興味を引き出す手段として活用していきたいと思いました。

・ブックトークの目的が、子どもたちに本への興味をもたせ、読むきっかけを作り、本の楽しさを伝えることだと学びました。
ただ本を紹介するのではなく、子どもの心をひきつけるような話し方や表現が大切であると感じました。
絵本の内容や特徴を分かりやすく伝え、子どもが「読んでみたい!」と思えるような工夫が必要だとわかり、実践に役立つ学びになりました。

・書評(ブックレビュー)は絵本の内容の紹介、それに対する評価や感想を含む文章である。
読んだだけで絵本の内容がわかり、創作の意図や主題、特徴が簡潔に述べられているか、評価や感想が説得力を持って述べられているか、特に読者を惹きつける工夫がなされているかが大切だと感じた。

※養成講座を修了すると、「認定絵本士」の資格が得られます。
「認定絵本士」とは、絵本専門士委員会(事務局:国立青少年教育振興機構)が発行している資格です。
資格獲得後は、絵本に関する幅広い知識や技能等を活かして、教育現場や地域で絵本の魅力や可能性を伝え、読書活動を充実させていく役割が期待されます。