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2025年5月17日(土)

【こども教育学科】認定絵本士養成講座「こどもと絵本Ⅰ」開講!

帝塚山大学の教育学部は、奈良県で唯一「認定絵本士」の資格を出すことができる「認定絵本士養成講座」の認定校です。

5月17日、認定絵本士養成講座の授業「こどもと絵本Ⅰ」がスタートしました。
以下のような講義が行われました。
  ・オリエンテーション(認定絵本士について)
  ・絵本総論(絵本とは何か)
  ・絵本各論①(視覚表現・言語表現から見た絵本)

講義を受けた学生の振り返りを一部紹介します。
しっかり学んでいることが、伝わってきます。

・絵本は子どものものというイメージが強かったが、老若男女問わず楽しめるメディアということを知った。
また、絵本の分析シートを書くことで、絵本が読者を惹きつけるために、文字や画面構成、絵の雰囲気などに工夫がされていると知ることができた。
読書活動を推進できる認定絵本士になれるように、これからも真剣に取り組みたいと感じた。

・何回も読んだことのある絵本でも、配色や文字の大きさ、絵本の形などを見直すと、新たな気づきに繋がることが多く感激しました。
絵本のデータベースを記入し他の方のデータベースも見ることで、新たな絵本の出会いになり、様々な知識を深めることができます。積極的に活用していきたいと思いました。

・普段何気なくみる絵本には、たくさんの工夫があることに気づきました。
友達のお気に入り絵本では、自分と同じところや違うところがたくさんあって、絵本の面白さを実感することができました。友達と感想を伝え合うことで、新しい見方や考え方にも触れることができ、とても勉強になりました。
特に、色づかいやキャラクターの表情、文章のリズムなど、作者の思いが細かく込められていることに驚きました。

※養成講座を修了すると、「認定絵本士」の資格が得られます。
「認定絵本士」とは、絵本専門士委員会(事務局:国立青少年教育振興機構)が発行している資格です。
資格獲得後は、絵本に関する幅広い知識や技能等を活かして、教育現場や地域で絵本の魅力や可能性を伝え、読書活動を充実させていく役割が期待されます。