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2024年6月29日(土)

【こども教育学科】「こどもと絵本Ⅰ」 絵本作家 たかいよしかず先生から学ぶ

帝塚山大学は、奈良県で唯一、認定絵本誌資格取得ができる大学です。
6月29日の認定絵本士養成講座「こどもと絵本Ⅰ」では、絵本作家・たかいよしかず先生を講師に迎え、以下の講義が行われました。

・子どもの心をとらえるもの(子供の心をとらえて離さないもの)
・絵本が生まれる現場1(作家の感性に触れる)
・絵本が生まれる現場2(絵本の編集)

第一線で活躍する作家の感性に触れ、絵本作成のプロセスを学びました。
講義を受けた学生の振り返りを一部紹介します。学びが深まっていることが、伝わってきます。

・絵本には様々な意図があり、読者に何を伝えたいかによって工夫して作られていることを学んだ。
キャラクター作りや、色を登場人物の気持ちに合わせるなどの細かいこだわりが絵本作りには必要だと思った。また、絵本は作家や編集者などが何度も話し合って作られており、一冊の絵本を作るのに時間がかかることが分かった。

・子どもの頃に好きだったことを今の仕事に活かされているという話をお聞きした。
幼児期の経験は大人になってからも大切な役割を果たしていくため、自分もそんな経験を提供できるような保育者になりたいと思った。

・絵本には、作家さんが届けたい思いが詰め込まれている。
現場などで読み聞かせをする側の私たちは、しっかりと絵本を読み込まねばならない。
また、さまざまなことを読み取った上で、子どもたちに私たちの声を通して楽しく伝えていくことが大切だなと改めて感じました。