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2023年3月10日(金)

【教育】教採33名、公務員38名合格! 教員にも公務員にも強い理由(27):大阪府小学校教員に採用されました! 教員採用試験合格者インタビュー7

3月10日現在、小学校教員採用試験に33名、公立幼保公務員試験に38名が合格しています。こども教育学科が、教員にも公務員にも強い理由は何でしょうか?


この4月から、大阪府小学校教員に採用が決定している堀川 陽さん(黒川ゼミ)にインタビューしました。


1.合格・採用おめでとうございます。試験に向けてどのような勉強をしたか聞かせてください。また、それらの勉強で、何を工夫しましたか。
ありがとうございます。
私は、とにかくたくさんの問題を解きまくりました。要点をまとめていく方法もありますが、それではきりがないので……。
範囲は今までで習ったものばかりなので、最初は要点をまとめてる問題集、ほぼ解けるようになったら過去問というふうにしてました。解けなかった問題、わからなかった問題は、「間違いノート」に解説を自分の言葉で書いていきます。この「間違いノート」は試験の前の心を落ち着かせるお守りになります!!
私は、朝から夜まで演習室にこもって集中するタイプだったのですが、分からないところは友達とホワイトボードを使って考えたり先生に聞いたりしました。電車の中、お風呂の中、隙間の時間を見つけては、動画を見たりアプリの問題を解いたりしてました。

2.大学の指導や学科でよかった点を教えてください。
『即戦力養成講座』は大変だと思ったときもありましたが、今ではすごく身になったなと実感するので行っておくべきです。
16号館で行われている『教師塾』も教職教養を中心に勉強でき、先生の話も身になって面白いので行くことお勧めします。教師塾におられる先生は元高校の先生なので、専門教科だったら分かりやすく教えてくださいます。私は、元数学の先生にわからない問題を溜めて持って行きご指導いただきました。勉強だけでなく、小論文の添削や面接対策もしてくださいます。
『採用試験対策の英語』の講座も活用するべきだと思います。出された課題をしっかり行い復習するだけで、英語に費やす時間はかなり減ります、というよりそれで完結するかもです。

3.教職支援センターでの学びについて教えてください。
私は、あまり自己分析を行っていませんでしたが、教職支援センターでの時間を通して自己分析をしっかり行うことができ、面接ではしっかり自分をアピールできました。私はたくさんの自治体を受けたため、面接は合計4つ自治体に行ったのですが、その度にその自治体の面接対策を行ってくださり、十分に準備することができました。
面接対策だけでなく、板書や模擬授業など様々な学びがありました。また、私の大阪府教員採用試験の三次試験(模擬授業)の日程が、誰よりも遅く一人で毎日学校に来て練習していたのですが、その際も、教職支援センターの先生方が練習に付き合ってくださいました。

4.4月からどのような先生になりたいですか、抱負を聞かせてください。
私が目標とするのは、子どもからも保護者からも先生方からも信頼される先生です。そのために、まずは毎日笑顔で元気で、子どもたちと同じ目線に立って本気で向かい合います!!
子どもたちが家に帰って「堀川先生がな今日は~してん!」「堀川先生って~やねん!」と話したくなるような先生になりたいです。

5.最後に後輩へのメッセージをお願いします。
「合格するかな」「先生としてやっていけるかな」と、思っていることはそれぞれだとは思います。私も最初はそうでした。というか小学校の先生になることすらもあきらめようかと思っていました。でも、「小学校の先生になりたい!」と少しでも感じているなら、一度がむしゃらに頑張ってみると、どんどん気持ちの持ちようが変わってくると思います。
勉強の仕方、教員採用試験に挑む気持ち、同じ人なんていないと思います。今この瞬間はもう戻ってきません。どれだけ後悔しても戻れません。自分が納得のいく道に進んでください。そして、活用できるものはしつこいくらい活用してください。みなさんの頑張り、陰ながら応援してます! 私も頑張ります! 一緒に頑張りましょう!!


堀川さんのインタビュー回答にあるような大学での学びが、教採にも公務員にも合格という結果に繋がっています。