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2023年3月2日(木)

[教育] 教採33名,公務員38名合格! 教員にも公務員にも強い理由(22 ) :教員採用試験合格者インタビュー2

3月2日現在,小学校教員採用試験に33名,公立幼保公務員試験に38名が合格しています。こども教育学科が,教員にも公務員にも強い理由は何でしょうか?

この4月から,東京都小学校教員に採用が決定している松山祥大さん(黒川ゼミ)にインタビューしました。


1.合格・採用おめでとうございます。試験に向けてどのような勉強をしたか聞かせてください。

まずは基礎の勉強をしていき、高校入試レベルまでを各教科行っていきました。そして法律名や人物名を勉強することに関しては例えば人物名ではその人がどのようなことをしたのかをキーワード化して覚えていくこと、法律関係は丸暗記することは不可能なので、どのような部分が試験に出そうかを考えながら重要な部分に線を引いていきました。基礎的なことをやってから春休みあたりから各自治体の過去問を解いていくように勉強を進めていきました。


2.それらの勉強で、何を一番工夫しましたか。

1つ目はノートを使い分けしたことです。過去問を取り組むノート・間違えた問題を解く用のノート・キーワードを書き込むためのノートの3種類を使い分けていきました。過去問を取り組むノートは名前の通り教員採用試験の過去問を解く用のノート、間違い用ノートは一度間違えた問題をもう一度解く用のノート、キーワードを書き込むノートは人物名や法律で過去問で出たもので文章の中のキーワードを探してそれを書いていく用のノートであり、後で見やすいように、そこを工夫さしました。


3.大学の指導や学科でよかった点を教えてください。

どの先生方も学生からの質問に丁寧に対応してくださったのが良かったです。実際、教員採用試験の勉強の際に多くの先生方に助けていただきました。また大学のゼミナールでの「テーマ探求」が自分のためになりました。教員採用試験の際にテーマ探求のことを質問されたので、3年後期から取り組んできたことがしっかり試験に生かされたと思います。


4.教職支援センターでの学びについて教えてください。


教職支援センターでは単に面接の練習をするだけでなく、面接のマナーから丁寧にご指導いただきました。入退室の仕方、お辞儀の角度、姿勢など様々なことを学ぶことができました。面接練習においても、同じ大学の仲間だからこそ学べることがあり、自分では思いつかないことも他の仲間から学び、そのことが自分の意見にも繋がりました。積極的に取り組み、面接に対応できる自分の引き出しを増やせるようになりましょう。


5.4月からどのような先生になりたいですか、抱負を聞かせてください。

当たり前のことですが、「子どもの気持ちを読み取ること」、また「小さな変化を見逃さない」ようにしたいです。学校で子どもだけでなく、他の先生方の見本となれるような先生にもなりたいです。そして、一番重要なこととして、子ども・教師・保護者・地域といった様々なところから信頼されるような先生を目指していきます。


6.最後に後輩へのメッセージをお願いします。

教員採用試験は思っている以上に過酷で心が折れてしまうこともあると思います。しかし皆さんにわかってほしいのは「最後まで諦めないこと」です。うまくいかなくて、自分の希望する自治体に合格できなくても、諦めなければチャンスは訪れます。そのチャンスはいつ来るか分かりません。そのため勉強から逃げ出したいときもあると思いますが、後からの後悔より今の努力を忘れずに。そして面接の対策として、まずは自分が一体どのような人物なのかを改めて知っておきましょう。自分自身を知らないと何も答えられないので、振り返りもしっかりしておきましょう。この大学で学んできたみなさんなら「絶対大丈夫」です。頑張ってください。応援しています。


 松山さんのインタビュー回答にあるような大学での学びによって,教採にも公務員にも合格という結果に繋がっています。