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2023年11月11日(土)

【こども教育学科】認定絵本士資格取得授業「こどもと絵本Ⅱ」:公立図書館司書の方から学ぶ

本年度から、帝塚山大学教育学部は、「認定絵本士」の資格を出すことのできる「認定絵本士養成講座」の認定校となりました。奈良県で初めての認定校です。
11月11日の認定絵本士養成講座「こどもと絵本Ⅱ」では、絵本専門士でもある公立図書館の司書の方を講師に迎え、「絵本の世界を広げる技術①(絵本を探す技術)」の講義が行われました。

講義を受けた学生の振り返りを一部紹介します。
学びを深めていることが伝わってきます。

・子どもの立場になって、何を求めているのかを理解し、一緒に解決していくことは、保育活動にもつながると考えた。また、子どもの理解力、年齢や発達段階を踏まえることは、おはなし会にも通じると学んだ。
 おはなし会は、絵本を選び読み聞かせるだけでなく、対象の子どもの姿を理解して、手遊びを含めたひとつのショーにする必要があると考えた。

・私も小学生の頃、よく図書館のお話会に参加していたので、子どもが楽しめるような工夫や配慮が行われていた上での開催であったことを感じました。
 特に学んだことは、子どもが飽きないように最後まで楽しめるような工夫です。長い話ばかりでは飽きてしまうため、途中でクイズや手遊びを取り入れながら行うことを学びました。また、テーマを決め、それにちなんだ絵本選び必要であると学びました。

・レファレンスサービスを学ぶことができた。実際に幼稚園児から小学生までの子どもたちがレファレンスサービスを利用していることを知った。
 実例を元にどのような絵本を紹介したかやさらに子どもの学びが深まるようにはどの本を選べばよいかなど、選書の工夫も認定絵本士としての力を試される機会だと思った。
 今回の学びをもとに、子どもが1番求めている絵本や本を適切に紹介できるように力をつけていきたい。