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2023年5月15日(月)

【教育】保育原理Aの授業で「さすまた」の練習

 本学の保育原理A(保育者論)では、保育者の役割・職務内容や倫理、保育士の制度的な位置づけと専門性、保育者の連携・協働、資質向上やキャリア形成等について学ぶことになっています。

 本学では3年次に保育所保育指針をもとづく授業を展開しています。保育所保育指針の「第3章 健康及び安全」の「3.環境及び衛生管理並びに安全管理 ⑵事故防止及び安全対策」には、「ウ 保育中の事故の発生に備え、施設内外の危険箇所の点検や訓練を実施するとともに、外部からの不審者等の侵入防止のための措置や訓練など不測の事態に備えて必要な対応を行うこと。また、子どもの精神保健面における対応に留意すること。」とあります。この「外部からの不審者等の侵入防止のための措置や訓練」の一つとして、5月15日には「さすまた」を教材として取り入れました。

 10名くらいのグループで、順番に使う練習をしたり、不審者役をつくり複数のさすまたで動きをおさえる訓練をしました。

 写真は担当教員を不審者に見立てて練習している場面です。さすまたは保育所だけでなく、幼稚園や認定こども園、小学校などすべての学校にも備え付けられています。実際に使うことはない方が望ましいのは確かですが、養成段階での経験が保育者としての自信に繫がればと願っています。