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2021年2月14日(日)

【こども】合格者インタビュー(公立保育)(5)

大阪府吹田市、京都市に合格した4年生の仲西諒真さんにインタビューしました。

合格されておめでとう。うれしいですね。

11月に発表だったのですが、嬉しいと同時にホッとというか、安心しました。それまではとても不安だった分、すごくうれしかったです。少し落ち着いてきましたので、今は将来に向けて、こども園や小学校でボランティアを行っています。子どもたちに接していると、今度は自分に何ができるのか不安が出てきました。でも、その不安が逆にやる気になって、ピアノや勉強も続けて頑張っています。

試験を受ける準備として、どんな点を重点的に勉強されましたか?

自分の苦手分野を克服することを重点的に行いました。私は実技全般が苦手だったため、実技試験対策を重点的に取り組みました。その中でも特にピアノは苦手でしたので、毎日2時間以上ピアノの時間を取り練習していました。それ以外の実技や筆記試験対策も毎日欠かさず繰り返し行いましたね。

帝塚山大学での授業で大きく成長されたと思いますが、どんなことが印象に残っていますか?

印象に残っているのは、ピアノなどの音楽の授業です。ピアノが苦手だったことや、授業の中でピアノの発表があったことが理由です。この発表の経験が公務員試験の練習になったと思います。試験では、知らない方の前で弾かなければならないため、とても緊張します。そのため練習として友達の前でたくさん弾いたり、発表したことは良かったと思います。

図書館とか、音楽の楽器練習など、施設は役に立ちましたか?

とても役に立ちました。特にピアノの個別練習室は大学に普通に通学できていた時期は、毎日のように利用させてもらっていました。個室ですし、集中できるため、たくさん練習できてとても良かったです。

勤務が始まったら、どんな保育者になりたいですか? 夢を語ってください。

私はこども一人ひとりに寄り添えることができる保育者になりたいと思っています。この時期の子どもは、人としての基盤を作る大切な時だと考えていますので、一人ひとりにしっかりと寄り添い、子どもたちのより良い成長に繋げていきたいと思います。また、様々な体験やより安心できる環境を整えることを意識し、「この園で過ごして良かったなぁ」と子どもにも保護者にも思ってもらえるように考えています。

後輩へのアドバイスをお願いします。

試験に向けては大変なことやしんどいことがたくさんあると思います。しかし諦めずに、疲れたときは、ストレスを発散して頑張ってください。そして焦らずに、目の前のやらなくてはいけないこと、苦手なこと、を一つずつこなしていくことで結果はついてくると思います。皆さんが夢を実現されるよう応援したい気持ちです。一日一日頑張ってください。