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2021年12月25日(土)

[教育] 「保育内容(人間関係)」の授業における遊び体験からの探求

  12月最初の「保育内容(人間関係)」の授業では、実物のおもちゃを使って学生たちが実際に遊ぶ時間を取りました。たくさんのおもちゃの中から自分たちの好きなもの選び、遊び始めると、教室内は通常の講義の雰囲気とは一変し、楽しそうに遊びに没頭する学生たちの熱気に包まれました。

    翌週の授業では、保育所保育指針を使って「先週に体験した遊びの中に、どのような保育内容が含まれていたか」についてグループで検討していきました。まずは保育内容(人間関係)を中心に、次に他の4領域についても検討を進めました。

    各グループで、見つけていった事柄を図にしたり表にしたり、それぞれの形態で整理していきました。いくつかのグループの発表を聞いて、各グループでは、自分たちのグループと似ている点、異なる点、自分たちが見つけなかったこと、自分たちしか見つけなかったことなど、さらなる発見がありました。

    現在は、保育内容と学習指導要領(低学年)とのつながりについて探求を始めています。