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2021年6月14日(月)

[教育] ゼミナールⅢ(幼保コース)でzoomによる卒業生との交流を行いました。

   6月12日(土)2限のゼミナールⅢ(幼保)では、現在、保育士として勤務している先輩から就職活動や保育士の仕事についてお話を伺いしました。登場してくれた卒業生は、2018年3月に卒業し、大阪キリスト教社会館めぐみ保育園に勤務する畚(ふご)野(の)愛(まな)美(み)先生です。緊急事態宣言中、現役の保育士さんに外出を強いることを避けるため、今回はzoomを使った交流となりました。帝塚山大学4年生だった頃の就職活動や、めぐみ保育園を選んだ理由、保育士としての毎日の業務について、インタビュー形式でお話を伺いました。学生たちは、正に今、直面している就職活動や自分が同じ立場に立つであろう保育士の日常について、真剣にお話を聞いていました。 その後の質疑応答では、たてわり保育や保護者への対応、事務仕事に関すること、担任の決め方など様々な質問が出てきました。畚野先生は、どの質問にも穏やかな笑顔と共に、わかりやすく、その時々の配慮を交えて答えてくださいました。 自分たちの先輩に対する安心感と、自分の後輩たちに対する温かなまなざしによって、和やかな雰囲気の中、豊かな交流を持つことができました。学生たちは、就職活動の軸となる「保育観」や自分自身の将来像を具体化することに気付けたようです。

   本学卒業生である畚野先生は、保育士として今年4年目を迎えます。「めぐみ保育園を選んで、保育士になって正解でした。保育士をずっと続けていきたいと思います。」と語ってくれた姿に、卒業後3年間に保育士として大きく成長した姿を見ることができました。頼もしく成長した卒業生が、現役学生たちを導いてくれる、学年を超えた循環を実感できたひと時となりました。畚野愛美先生、ありがとうございました。