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2021年7月9日(金)

[教育] 6月30日(木)ゼミナールⅢ(私立幼稚園・保育所)WEBで保育園見学をしました。

  6月30日(木)2限のゼミナールⅢ(私立幼稚園・保育所)では、zoomを用いた保育園見学を行いました。見学先は、福岡県北九州市にある社会福祉法人正善寺福祉会の小倉北ふれあい保育所です。実際に訪問する園見学は、京阪神エリアに限定されてしまいますが、webを使うので、全国どこへでも訪問が可能になります。質の高い保育実践を行う園を見学する良い機会となりました。

見学では副主任の宮下輝先生が、カメラを持って園内を案内して下さいました。幼児さんから0歳児クラスまで、各年齢の保育室での遊びの様子や室内のおもちゃを詳しく、わかりやすく解説してくださいました。学生たちはスクリーンに映る保育室や子どもたち、そしてたくさんのおもちゃに真剣に見入っていました。

見学後、保育歴16年の宮下先生にインタビューさせていただきました。「保育士になってよかった。」「子どもの成長に立ち会える喜びと責任の重さを感じている」という言葉が、印象に残りました。ここにいる学生たちも、16年後、そんな風に保育を語れるようになっていてもらいたいです。  主任保育士の酒井初惠先生からは、ふれあい保育所の保育についてお話を伺いました。一人一人を大切にする保育、子ども自身が持つ力を大切に伸ばす保育、そして保育士育成について語ってくださった中で、新人保育士には「最初から何かができる必要はない。でも、保育士として出発するときに必要なことは、正直であること。子どもに対しても、同僚に対しても、保護者に対しても、正直に向き合える人であってほしい」と、おっしゃいました。酒井先生のお話からも、学ぶことが多くありました。新型コロナウイルスの流行によって、今も様々な制約が続いています。同時にwebを使った授業形態も普及しています。今回の授業はwebだからこそ可能で、学びの深い時間となりました。

小倉北ふれあい保育所のみなさま、本当にありがとうございました。