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2020年6月4日(木)

【こども】教育学部の遠隔授業 進行中③ TALESを使って主体的・対話的で深い学びにつながる授業:保育内容(環境)

情報を提供するだけの授業では小中高大のどの学校でも時代に合いません。

下の図は保育内容(環境)という授業のTALESのアイコンです。「チャット」というアイコンが4つ使われています。
最初は「雑談の場」、2つめは「前回の振り返り(グループ活動) 内容①~⑥」、3つめは「前回の振り返り(グループ活動) 内容⑦~⑫」、最後は「「内容」と指導計画の対応付け」です。

最初の「雑談の場」では全員が1つのチャットルームに入ります。「おはよう」等の挨拶で始まり、担当者は「今日はこんなことをする」などの方向付けを行います。
このチャットルームは授業開始の少し前から開いており、教員が講義室に少し早めに来て準備をする、その間に学生が話しに来るという感じです。

あとの3つは5~6人で1つのチャットルームを使います。いずれも資料を読んで気づいたことを言い合うものです。資料を真剣に読まないと、チャットルームでの主体的な発言はできません。お互いの発言(対話)の中からの気づきが最後の「内容と指導計画の対応付け」という「課題」につながります。
なお、この「課題」が次の授業の「前回の振り返り」に反映され、学びを深めていきます。