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2019年3月4日(月)

【こども学科】公立保育士・幼稚園教諭採用試験合格者インタビュー(5)

こども学科4年生の岩崎千夏さんが、京都市保育士の採用試験に合格しましたので、ゼミ担当教員(T)による合格インタビューを行いました。

T:合格おめでとう。合格した気分はどうですか。

岩崎:ありがとうございます。うれしいです。今まで諦めずに頑張ってきてよかったです。

T:長い間頑張り通しましたね。その結果、京都市以外のふたつの市町村の合格通知ももらいましたね。

岩崎:「絶対公立の先生になる!」と常に声に出して言うことで心が折れそうになった時も自分を奮い立たせていました。何より周りに同じ目標を持った仲間、背中を押してくれる先生方の存在があったから諦めずに頑張り続けることができたと思います。

一人で勉強していると集中できなかったり、不安になったりするので、友達と一緒に勉強するようにしていました。また気持ちが落ち込んだ時はゼミの先生や教職支援センターの先生方にすぐ相談するようにしていました。

T:本当に仲間は大切ですね。勉強の工夫で伝えたいことはありますか。

岩崎:教養の対策は、長期間続く勉強が嫌にならないように好きな教科から始めました。勉強することに慣れてから計画を立てて、時間を決めて苦手な科目にも取り組みました。「得意なものを確実に!」と考えると少し楽でした。専門対策は、友達と問題を出し合ったり電車で覚えたり教養の合間に盛り込んで勉強しました。専門、教養共にテキスト5周、1日10時間は勉強しました。

T:面接試験も何度もありましたね。

岩崎:はい。教職支援センターの即戦力講座とキャリアセンターで長期間練習してきて、自分の強みをしっかり意識することが出来ました。また、友達と練習しあうことや、できるだけ多くの試験を受けて場慣れすることが大切だと思います。

T:実技は得意では事前準備が大いに役に立ちましたね。

岩崎:はい。ピアノはもともと好きだったので勉強の休憩としてピアノを弾いていました。即戦力講座の先生方や音楽の宮田先生にレッスンもしてもらいました。造形は折り紙を練習したり、造形の先生からお題をもらって実際作ったりして準備したことが試験の課題に出てうれしかったです。周りの人のアドバイスをたくさん聞いて自分ができる遊びを増やすことをお勧めします。

T:どんな保育者になりたいですか?

岩崎:日々の生活の中でたくさんの興味関心を引き出せるような保育をしていきたいです。そしてたくさんの経験を子どもたちの将来に繋げていきたいです。子どもたちとともに成長し続ける保育士でありたいです!

T:後輩にメッセージを!

岩崎:私は、4回生の9月に幼稚園実習を行ったので採用試験との両立が大変でした。勉強が苦手で全く自信がなかったけれど、絶対諦めない気持ちと誰よりも努力すると心に決めて続けたことで合格することができました。なりたい気持ちがしっかりとあれば絶対に合格することができると思います。卒業後の自分を想像して頑張り続けてください。

T:頑張っている姿を見ていたので本当にうれしいです。おめでとう。

岩崎:ありがとうございます。