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2019年2月15日(金)

【こども学科】教員採用試験合格者インタビュー(4)

平成30年度の公立学校教員採用試験で、大阪府と横浜市に合格した、こども学科4年生の藤原ひかりさんに、ゼミ担当の勝美教授がインタビューしました。

勝美:採用試験合格おめでとうございます。まず、試験に向けてどんな勉強をしたか聞かせてください。

藤原:ありがとうございます。教職教養や小学校全科などは何度も繰り返し問題集を解き、わからない問題があるとそのままにせず先生や友人に教えてもらいました。何度も解くことでできる問題も増え自信にも繋がりました。私は家で勉強するよりも、毎日学校に来て友人たちと一緒に勉強や面接の練習をしていました。

勝美:それらの勉強を進めるにあたって、藤原さんが工夫したのはどんなことですか?

藤原:過去問などを見るとよく出る問題の傾向がわかるので、出やすい問題は完璧にできるようにしました。そして、時間のメリハリをつけることにも気を付けました。一日中ずっと集中して勉強することはできないので、学校にいる間は1時間筆記の勉強をすると、次は友人と面接の練習をするなど時間を区切って勉強をしていました。休みの日はどこかに出かけるなど息抜きもしながら効率よく勉強をすることが大切だと思います。

勝美:それでは、4年間過ごしたこども学科の良かった点について聞かせてください。

藤原:学習支援室や教職教養支援センター、こども学科の先生たちなどたくさんの方が試験に向けてサポートをしてくれたところです。実践に近い形で面接や討論の練習もできて、勉強でわからないところがあればすぐに聞きに行くことができるのでとてもよかったです。そして、保幼小の免許が取得でき、自分の試験の受ける小学校の事だけではなく、保育園や幼稚園のことも学ぶことができるので保幼小連携についての学びが深まりました。

勝美:それでは、4月からどんな先生になりたいかを聞かせてください。

藤原:まだまだ不安なこともたくさんありますが、子どもたちの前に立つ時には、しっかりと自信をもって今自分にできることを精一杯頑張りたいです。そして子どもたち一人一人としっかりと向き合い、一緒に学び続けられる先生になりたいです。

勝美:最後に、こども学科の後輩へのメッセージをお願いします。

藤原:勉強は大変でしんどいなと思うこともたくさんあると思います。でも自分たちのことを支えてくれる先生方や、同じ夢に向かって頑張る友人が周りにはたくさんいます。自分一人で頑張れないときは周りの人にもいっぱい頼っていいと思います。でも絶対合格するという気持ちは忘れずに頑張ってください。

勝美:ありがとうございました。

藤原さんは、4月から大阪府の公立小学校教員になります。活躍を期待しましょう。