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2019年2月13日(水)

【こども学科】教員採用試験合格者インタビュー(1)

大阪府の小学校教員採用試験に合格した、里康幸さんにインタビューしました。

○大阪府の小学校採用試験に見事合格されておめでとうございます。

里:ありがとうございます。枚方市内の小学校に配属になることが決まって、いよいよだという実感と緊張感とでいっぱいです。

○大変なことも多いと思いますが、思い切りやって、乗り切り打ち克って行って、一人前の教師になってくださいね。君ならやれます。どうして先生になろうと思ったのですか。

里:中学の頃から子どもに関わるのが好きだったのですが、大学に入ってから、その思いを実現すべく子どもにかかわるボランティア活動に進んで参加するようになりました。大阪市の子ども食堂の活動、地元交野市の学童保育、同じ交野の中学校の土曜学習のボランティアなど子どもにかかわる活動ならなんでも引き受けて取り組みました。そんななかで、子どもたちが明るく懸命に生きる姿に深く胸打たれ、教師になろうという決意を固めました。

○その思いが採用試験の試験官の先生方にもきっと通じたのでしょうね。合格をめざして、取り組んだことを話してください。

里:3年次の初めごろから本格的に採用試験に向けての取組を開始しました。まず自分で試験の実施要領や過去問にあたり、大阪府の試験の内容や試験問題の出題傾向を抑えることに努めました。そして、教科専門、教職教養を中心に勉強を積み重ねました。

後期からは、教職支援センターの先生方からご指導いただき、面接などの練習にも力を注ぎました。先生方からいただいたアドバイスは本当に役立ち感謝の思いでいっぱいです。

さらに、徳永先生から、小論文の書き方についてご指導いただき、練習で書いたものを丹念に添削していただきました。「限られた文字数で簡潔に要点をまとめる」という先生のアドバイスを鉄則に練習を続けたら、みるみるうちに上達し、魔法にかかったような思いになりました。よい師に巡り会うことの大切さを強く感じました。

○君の力だけで成し遂げられことは何もないと言ってよいのかも知れませんね。まわりの方々の温かく厳しいご指導とご支援によってあなたの思いは遂げられたのだということを忘れずにこれから始まる教師としての道をしっかりと歩んで行ってください。最後に、抱負を語ってください。

里:子どもたちのために、いつまでも学び続ける教師、成長をし続ける教師になります。

○がんばってください。今日はどうもありがとうございました。