2018年2月13日(火)
【こども学科】施設内定者インタビュー(4)
松江赤十字乳児院への就職が内定した、小林彩花さんにインタビューしました。
○就職内定、おめでとうございます。入学当初から施設への就職を希望していましたか。
乳児院という施設があることは知っていて興味はもっていましたが、元々は保育園での就職を考えていました。
○施設を志望した理由を教えてください。
最初のきっかけは乳児が好きということでしたが、勉強していく中で愛着関係の重要さを学び、乳児院の子ども達の愛着関係の構築に携わりたいと考えるようになったからです。
○内定した施設を志望した理由を教えてください。
地元の島根県唯一の乳児院が松江赤十字乳児院であったこともありますが、理念として掲げられている「愛されていたことが心の底に残るように」という言葉に共感できたからです。また、実際に見学させていただいた時の雰囲気が良く、働きやすそうと感じたからです。
○施設の就職に向けてどのような活動をしましたか。
奈良県内だけでなく、大阪府や京都府、さらに広島県、島根県の乳児院、計7か所の見学に行きました。多くの施設に見学へ行くことで理念や雰囲気を知り、就職先を考える材料になりました。それぞれの乳児院の現状を知ることができ、見学に行くたびに勉強になりました
○4月からどんな保育士になりたいか、抱負を聞かせてください。
どもたちがいつでも頼っていいと思えるような信頼される保育士になりたいです。そのために子どもたちがどのような状況であっても、向き合い、子どもの想いを受け止め、いつでも味方であることを伝えていきたいです。そして、子どもたちが「生まれてきてよかった」と思えるようにかかわっていきたいです。
○その他、後輩などに伝えたいことがあれば・・・
私立保育園の就職試験もそうですが、施設の就職試験も秋頃から年末にかけてあります。なかなか希望している施設の求人が出ないこともあります。企業の試験より少し遅いので、周りの就職が決まって来ると焦ってしまいます。でも、そこで自分がやりたいことを見失わないよう意思を強くもち、履歴書や面接、筆記試験への勉強を頑張ってください。