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2017年2月27日(月)

【こども学科】教員採用試験合格者インタビュー(その2)

大阪府教員採用試験に合格した小林理沙さんに対して、ゼミ担当教員の石田慎二先生にインタビューをお願いしました。

 

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○採用試験を合格して、今の心境はいかがですか。

採用試験を終えて合格した時は、嬉しい気持ちと不安な気持ちで素直に喜べなかったという気持ちだったのが正直な感想です。現在は、説明会やオリエンテーションなどを控えており「いよいよなんだな」と実感してきているところです。一方で、自分が知らない市での採用で、どんな子ども達が居るのかもわからず、不安もあります。

 

○入学当初から小学校教諭を志望していましたか。

入学当初は小学校教員を目指していましたが、学童保育でのアルバイトやボランティアを通して、私には小学校教員は向いていないのではないかと悩んだ時期もありました。そこから小学校実習に行くまでは普通の企業に就職するつもりでした。

しかし、小学校での教育実習で1ヶ月間、子ども達や他の先生方と過ごす中で楽しさを感じることができました。もちろん授業の難しさや悩んだこともありましたが、その時に一度やってみようという気持ちになり、そこから本格的に勉強を始めるようになりました。

 

○筆記試験に向けてはどのように取り組みましたか。

私は、大学推薦とかではなく、一次試験から受けなければならなかったため、とにかく一次試験の教職教養の勉強をしました。全国の過去問を何年分も解き、問題に慣れるように勉強しました。三次試験の小学校全科は苦手だったので、基礎から勉強し直しました。暇があればYouTubeでやっている授業を見たり、東京アカデミーの問題集を解いたりしていました。

 

○面接や模擬授業、実技(水泳など)などに向けてはどのように取り組みましたか。

面接は色々な先生に協力してもらい、練習しました。友達の面接練習を見に行ってお互いに様々な意見交換を行い、自分のものにしていきました。水泳は先生にお願いしてプールで練習させてもらいました。

 

○採用試験に向けての勉強において、とくに力を入れて取り組んだこと、苦労したことなどがあれば聞かせてください。

私は一次試験に受からないと先に進めないという状況だったので、とにかく一次試験に力を入れました。面接はあまり緊張しないタイプだったので周りほどは練習していませんでしたが、スラスラと話すことができないタイプの人は絶対に練習を重ねた方がいいと思います。

 

○4月からどんな小学校教諭になりたいか、抱負を聞かせてください。

子どものことを第一に考え、いつも笑顔であたたかいクラス作りをしていきたいです。先生方との連携を大切にし、様々なことを学んでいきたいと思います。

 

○最後に後輩に一言お願いします。

面接はとにかく笑顔で!私は話の内容より愛想だけでここまで来た気がします(笑)。

とにかく受け答えをしっかりしていれば内容より雰囲気で判断してもらえるような感じでした…!もちろんしっかり勉強した上での受け答えができないとダメなので、教職教養の勉強はとても役に立ったと感じています。

大学推薦などで試験が免除されて一次試験の勉強をしなくて良い人もいると思いますが、面接では必ず問われることなので、どのようなパターンで受ける人でも教職教養は必ず勉強した方がいいと思います。周りの友達と支え合って頑張ってください!

 

○これからの健闘を祈っています。今日はどうもありがとうございました。