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2017年2月17日(金)

【こども学科】近江八幡節句人形めぐり(3年生西村ゼミ)

2月16日(木)、3年生西村ゼミは滋賀県近江八幡市で開催されている「近江八幡節句人形めぐり―まちなみに装うひいなのほほえみ―」を鑑賞してきました。

これは、単なる物見遊山ではなく、保育者を志す学生たちが、保育現場で取り組まれる日本の伝統行事の実物に触れ学ぶことが目的です。この鑑賞に備えて、学生たちはひな祭り(節句)の歴史や由来を調べ、そのしきたりや形態について理解した上で鑑賞に臨みました。

近江商人旧宅やヴォーリズ建築の資料館に展示された雛人形や展示品の数々を、じっくりと見て回りました。学生たちは、細工の細やかさや美しさに目を奪われ、一つ一つの展示品に釘付けでした。
時代が違うと人形や装飾が少しずつ違います。雛人形の顔を見て、「これは江戸時代前後のものだね」と判別し「昭和以降で五人囃子の髪型が変わっていくよね」と話している学生たちの観察眼は、同行した教員も驚くほどでした。
今日の見学を終え、学生たちは保育現場で取り組む伝統行事への興味がさらに深まったようです。この後、学生たちは事前学習と今日の鑑賞を踏まえ、さらに抱いた疑問を掘り下げながらレポートを作成します。どんなレポートが提出されるのか、今からとっても楽しみです。