2016年12月23日(金)
【こども学科】遊びと保育内容に関するグループワーク 保育内容(人間関係)
先月末に現代生活学部ニュースで、保育内容(人間関係)の授業で実際の玩具を使って遊んだことを報告しました(詳細は、「2016年11月29日 現代生活学部ニュース 【こども学科】実物の玩具を使った演習 保育内容(人間関係)」をご覧ください)。
その後、この授業では、その経験を基に、遊びの中にある子どもの経験(幼稚園教育の基準である幼稚園教育要領に「指導する事項」として、保育所保育の基準である保育所保育指針に「経験する事項」として規定されている内容)について考えてきました。また遊びと小学校での学び(小学校教育の基準である小学校学習指導要領に示されている各教科の低学年の「内容」)との繋がりについて、グループで考察を深めてきました。
今週からは、その結果をグループごとに発表しています。グループ発表は、それを見ている側が発表内容と方法について評価を行うので、発表者はもちろん、見ている側も真剣です。
各グループの発表は、趣向を凝らした見応えのあるものとなっており、見ている側を笑わせたり感嘆させたりする発表が続きました。動画を使うグループ、某テーマパークを思わせるパフォーマンス、演習室全体を使った劇場型の発表など、それぞれの工夫は見る者の興味関心を引きつけます。内容は単なる解説にとどまらず、遊びの意義や環境の構成など、これまでの授業で学習した内容にも言及する考察が織り込まれていました。それぞれのグループが「伝えたい内容をよりわかりやすく効果的に伝える」ということも十分に学ぶことができたのではないでしょうか。
遊び体験から発表までのグループワークを通して、学生たちの学ぶ力、伸びる力を目の当たりにしました。これからも学生たちの学ぶ力がもっともっと伸びるような授業を構成していきたいと考えています(担当者談)。