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2016年11月29日(火)

【こども学科】実物の玩具を使った演習 保育内容(人間関係)

 今週の保育内容(人間関係)の授業では、実際の玩具を使った演習を行いました。最初は少し戸惑い気味の学生たちでしたが、自分たちで選んだ玩具で遊び始めると、教室内に賑やかな歓声が溢れました。色々な玩具で遊ぶグループ、1つの玩具でじっくり遊ぶグループ、どのグループの学生たちも実にイキイキとそれぞれの楽しみ方で1時間ほど遊びました。

その後は、保育所保育指針を読み直し、自分たちの経験した遊びの中に該当する保育内容を見つけていきました。複数の領域の内容が、1つの遊びの中に存在することを体験と共に理解しました。保育内容と遊び、そして小学校学習指導要領の低学年の内容とのつながりまで、学生さんたちの考察はどんどん深まりました。

「乳幼児期の経験と育ちが、義務教育の基礎となることを十分に理解する」
この演習を通した学びが、保育士、幼稚園教諭、保育教諭、そして小学校教諭となる人たちの実践の基盤となることを願っています。