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2016年5月13日(金)

【こども学科】教育実習事前事後指導(幼稚園)で2・3年生が交流学習

5月12日(木)3限に、昨夏保育所実習を経験し、今年は幼稚園での教育実習に臨む3年生と、この夏に保育所実習に臨む2年生とが交流学習を行いました。3年生は昨年の保育所実習の経験から得た学びを振り返ることを通して教育実習の課題を確認すること、2年生は保育所実習の実際を知り、今の自分の課題を見出すことが目的です。

今回は、3年生と2年生で小グループを組みディスカッションを行いました。お互いに初対面で、少し恥ずかしそうでぎこちないやりとりから始まりましたが、各グループの3年生が雰囲気を和らげ、会話をリードしてくれました。2年生は先輩の話に聞き入り、熱心にメモをとったり質問したりして、教室内にはどんどん熱気があふれていきました。

「男子実習生なので、子どもが怯えないか心配です。どんなふうに関わったらいいでしょう?」

そんな2年生の質問に3年生は、「まず、いつも笑顔でいたら子どもも心を開いてくれるから、大丈夫。自分から笑顔で子どもに話しかけるようにしたらいいと思う!」と、自分たちの経験から得た対応法を教えていました。

 

3年生も1年前は初めての実習にドキドキしていた学生たちでした。その学生たちが、今、こうして後輩に話す姿を見ていると、この1年で本当に頼もしく成長したと感じます。実習先の子どもたちや職員の方々との出会いや経験が、このように学生たちを育ててくれたのでしょう。深く感謝いたします。

2年生の学生たちも、こんな風に伸びていくのでしょう。期待しています。

3年生の学生たちのさらなる成長も、とても楽しみです。