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2016年3月1日(火)

【こども学科】教員採用試験合格者インタビュー5

都留:花田さん、大阪府小学校教員採用試験合格おめでとうございます。

花田:ありがとうございます。

都留:採用試験を合格して、今の心境はいかがですか。

花田:正直な気持ちでは、楽しみが4割で、不安が6割です。

都留:では、楽しみ4割とはどんなことですか。

花田:自分の夢であった小学校の先生になれるということが現実として目の前に見えてきたからです。

都留:それでは、不安が6割というのはどんなことですか。

花田:正直な今の気持ちで、4月から教師としてうまくやっていけるかという不安がどこかにあります。

都留:どうして小学校の教師を目指したのですか。

花田:私は、単純に子どもが好きだということもあるのですが、中学生のころから子どもたちに教えることが好きだったことと、教えた子どもたちの反応に心を動かされたから教師を目指そうと思いました。

都留:4年間こども学科で教師を目指して努力したことはどんなことですか。

花田:勉強面も生活面も、人の話をしっかり聞いて自分なりに理解し、自分の力にしていきました。例えば、教員採用試験の勉強をしているときには、面接や模擬授業の練習で、先生や友達に見てもらって、いろんな意見を素直に聞けたことがとても自分の力になっていったように思います。

都留:こども学科の良いところを教えてください。

花田:学生と先生との関係がいいことです。話やすくて学生と先生の壁を感じないところではないでしょうか。就職や卒業論文やプライベートなことなどの相談に親身になって聞いてくれる先生に出会ったことです。

都留:「学園前アート」で友達と制作して実践発表をしてくれましたが、この体験はどのように思っていますか。

花田:大学生になって、みんなで1つのことをする体験はそんなに多くないと思います。その中でこれまであまり話したことがない友達といっしょに作り発表する経験して仲良くなったことがよかったと思います。

都留:このような経験が小学校の先生になって活かしていけることを願っています。

花田:私は、まず子どもの気持ちを理解できる教師を目指します。そのためには、子どもと正面から向き合って、自分のありのまま姿を子どもたちに訴え、見てほしいと思っています。

都留:教師は一人の人間として子どもたちの前に立って人間性を磨くことが大切だと思います。

花田:私はこの帝塚山大学こども学科で学んで楽しかったです。一人ひとりの先生方が授業に工夫をして下さって、学びの楽しさを実感しました。この楽しさをこれから小学校の子どもたちに伝えていきたいと考えています。

都留:花田さん、あなたの良さをしっかり子どもたちに伝えながら素敵な先生になって下さい。今日はありがとうございました。